| 不安・恐怖という幻 (2)何かに怯えている(2)「将来に備えて」というK氏の内面は…
 … 今あるプラスの可能性をしっかり模索している。
 … 老後に至るまでの過程ではなく老後に関心が偏っている。
 … 老後に安定して生きることが人生の目的になっている。
 … 将来への不安(恐怖)が動機となって将来に備えている。
 
 人は何のために生まれて生きるのか?老後の人生のため?若くして墓場を意識した人生設計には輝くものが無いような気がします。
 
 がむしゃらに働いて数十年。定年を迎え、老後の生活に入るや否や、人生の楽しみ方や自由な時間の生かし方が分からなくて廃人のようになってしまうという人もいるようです。
 
 さて、老後に生き延びている自分の姿が輝いているかどうかは今を精一杯生きたかどうかにかかっているような気がします。少なくとも、未来を創っているのは今この瞬間ですから。
   戻る      次へ  本書の使い方 ※ 本内容は出版を意図して執筆したものをそのまま公開しております。 |