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封印された感情
 時として、トラウマのような感情が意識の奥深くにしまわれることがあります。
 それらは眠っているのではなく、人生の重要な瞬間瞬間に影響を及ぼすこともあります。
 「こんなはずじゃなかった...」
 という経験は少なからず、このような潜在的感情に左右されることも十分考えられます。
 
 理由の分からない感情
 
 特定の事柄に訳もなく嫌悪や怒り、憎しみ、悲しみを感じるということがあります。
 それら理由を説明できないのであれば、封印されている潜在的感情が一時的に表面化している状態であろうと思います。
 それらの感情はいわゆるスピリチュアル的なことを抜きにしても、個人の性質として人生を幸せに生きられるのか、そうでないのかに密接に絡んでいると言えます。
 社会的に成功したとしても、抑圧された潜在的感情が影響し、いつも怒っているか、何かを憎んでいるか、何かと敵対しているか、悲しんでいるのであればそれは不幸かもしれません。
 また、社会的に成功していなくても、潜在的に抑圧された感情が解決された心で日々生きているなら、それはとても幸せかもしれません。
 
 喪失感が感情を刺激する
 
 人は本来、完全な意識をその潜在意識の中に持っています。
 現実の中でそれが捻じ曲げられ、摩り替えられ、本来の可能性がそがれるのが常。
 それはあらゆる可能性を奪われたかのような錯覚を引き起こし、喪失感となって様々な感情を刺激します。
 錯覚や呪縛が解ける時、失っていたかのように思っていた可能性が自分の中にあることをはっきりと感じることが出来きます。
 その時、何の不安もなく本来の姿で生きる喜びを取り戻すようになるでしょう。
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