Love is Violence
ビビッと来るような、駆け引不要の出逢いが出来るに越したことはないわけですが、世の中、複雑になったものです。筆者としては、ビビッというのにしたいところですが、駆け引きを攻略したいという人もあろうかと思います。また、駆け引きであるということに気付かないという場合もあるでしょう。
駆け引き。それは関係の設定。互いの有利な設定の確約。と言えると思います。支え合う関係が理想だとすれば、駆け引きの関係はどちらに有利か、また、どちらが得な立場か。という打算的関係と言えるでしょう。
「分かっちゃいるけど、好きになっちゃったんだからしょうがない」という人情も分かります。「必ず征服するんだ」というツワモノにとって、この駆け引きはワクワクするようなゲームなのかもしれません。駆け引きを楽しみたい、駆け引きの難易度を知りたい、攻略したいなど使い方は人それぞれ。
その人はあなたを…
…金ズルにしたい。
…都合のいい存在にしたい。
…使い捨てにしたい。
…奴隷のように使いたい。
…ただの欲望のはけ口にしたい。
… …
…幸せにしてあげたい!
色恋というよりは夜の世界の光景といったところですが、その世界でつかの間の夢を楽しみたい人もいることでしょう。世の中、寂しい人が多いのもまた現実。
「幸せにしてあげたい!」という願いを叶えるポジティブな駆け引きがハッピーなパターンとするなら、これは相手が水商売のようなタイプというケースを表した内容となるかもしれません。 かつては男性の立場を対象とした事柄ではありますが、ホストの世界もそれなりの産業となった昨今。、男女共に接点のある内容と言えるかもしれません。 現実を知って夢から覚めるか、もっと夢見るかは貴方次第。
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本書の使い方
※ 本内容は出版を意図して執筆したものをそのまま公開しております。
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