自由はお嫌いですか? (1)
毎日同じことの繰り返し
思い通りにならない事情を抱え不自由に悩むSさん。
Sさんは自由になりたいと漠然と願っています。
Hさんの深層心理は・・・
… 完全に自由になることに不安を抱いている。
… 不自由という代償で得ている何かを手放せないでいる。
… 不自由に慣れ親しんで不自由を好む心理がある。
… 自由はHさんにとって未知の領域ゆえ、自由に対する不安がある。
… これまで習慣化した(適度な)不自由が拭い去れずにいる。
定年退職した人が自由な時間を手にした後、その自由な時間の使い方が分からないという話をよく聞きます。この社会には実に多くの不自由な要素が存在します。それゆえ、気付かないうちに不自由な環境に適応して自由とは何か分からなくなるという例が沢山あります。
そんな時、無邪気な子供たちの行動がヒントを与えてくれることでしょう。人の心は自由です。空想や妄想に制限はありません。また、あえてポジティブなイメージを抱こうとすれば際限なくイメージすることことが出来ます。子供たちは楽しいイメージをそのまま行動に移しやすいのかもしれません。失われた感覚を復活させることで、自由への選択にためらわなくなるかもしれません。
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本書の使い方
※ 本内容は出版を意図して執筆したものをそのまま公開しております。
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